ニルバホームは侵入してきた花粉を消滅させる家です。
花粉症の代表例が『スギ花粉』ですね。
毎年、2~4月になるとマスクを着けた人が急に多くなります。
花粉症の元凶は『スギ』だけでなく3月中旬から『ヒノキ』
秋には『ブタクサ』が犯人の場合が多いです。
春:スギ・ヒノキ・マツ・サワラ・コナラ・クヌギ・イチョウ
夏:カモガヤ・オオアワガエリ・ヒメガマ・イネ・
秋:ブタクサ・オオブタクサ・セイタカアワダチソウ・カナムグラ・
ヨモギ・ススキ・トウモロコシ
春や秋などの季節に関係なく慢性的に同様の症状が出る場合は、
ハウスダスト(ダニの死骸やカビの胞子)が作用していることが多いです。
この場合も本誌で紹介する『エアープロット』が有効です。
花粉症の症状としては「鼻がムズムズする」「鼻水が出る」
「鼻が詰まる」「クシャミが出る」「咳き込む」「目がかゆくなる」
などですが、鼻詰まりのため枕を下に、うつむいてしか
眠れなくなる重症の人の話も聞きます。
花粉症の患者数は2000万人とも3000万人とも言われています。
まさに4人に1人がかかる国民病なのですね。
花粉症が顕著なのは40代以降の人に多くみられることです。
しかし近年、赤ちゃんでも罹災することが判ってきました。
子供が鼻をゴシゴシこすり始めたら要注意です。
また、子供の花粉症は目のかゆみを訴えることも多いと聞きます。
花粉症の特徴として数年の間は毎年同じ時期に症状が出て、
しかも悪化する傾向です。
そして10年ほどで峠を越えて沈静化に向かいます。
しかし、何かのはずみで、ぶり返すのも花粉症の怖いところです。
スギなどの花粉が鼻の粘膜に付着すると、その花粉を異物(アレルゲン)と
判断して、鼻水を出したり、クシャミで除去しようとするわけです。
そこで花粉症の人には、外出するときはマスクで保護しなさいとか、
外出先から帰宅した時は良くコートや上着に付いた花粉を払いなさいと言われます。
また洗濯物も屋外に干さずに室内干しに、布団も屋外は良くないと言われます。
花粉が付着しないようにする水際作戦ですね。
スギ花粉は粒子が大きく、鼻の奥までは侵入せず、入口から1~2cm程度だそうです。
だから、その部分にワセリンなどの脂質を塗るのも有効です。
花粉症と間違えられることがあるのが副鼻腔炎(蓄膿症)です。
副鼻腔炎は鼻の奥の空洞に菌が入り、膿が溜まる病気です。
この場合花粉症に似て鼻が詰まりますが、花粉症の白っぽい鼻水ではなく、
黄色っぽい鼻水。
この蓄膿症の人が花粉症になると最悪で鼻の入り口と奥が詰まってしまい
口呼吸になってしまいます。
花粉症の人が風邪をひいた場合も同様の症状に苦しむ話はよく聞きます。
鼻だけでなく、花粉が肌に付着するとアトピー性皮膚炎のような湿疹が
でる人も多く見受けられます。
花粉は水溶性なのでシャワーで流すとなくなります。
西武球団の松坂投手が酷い花粉症だった頃、球団が疑いのある杉の木を
伐採したという話もありました。
杉の木自体をなくす根本対策かもしれませんが日本中の杉を伐採するのは
現実的ではないと思われます。
むしろ戦後植林された杉の木は50年生の貴重な木材です。
不思議なのは、林業に携わっておられる方に花粉症の話がないことです。
杉やヒノキの林の真っただ中で肉体労働をしていて、発症したことがないのです。
しかし、その人たちが街中に出てくると、たちまち花粉症になってしまう!
何故でしょうか?
それは、山中と違い街中は車の排気ガスNOx(窒素酸化物)などで汚染された
空気がいっぱい。
この汚染された空気と花粉が結びつくことで花粉症が生まれているそうです。
大型トラックなどデイーゼル車からの排出ガス。
幹線道路は要注意です。
特に飛行場の周辺は悲惨な状況のようです。
ジェット機の燃焼排出ガスは半端じゃないからです。
高崎山や日光の猿は人懐こくて有名ですが、車道近くのお猿さんには、
花粉症が見られるそうです。
スギ花粉などは、花粉が飛散する時期があるので、シーズンまでに
抗アレルギー剤を服用される方も多いと聞きますが、ほとんど効果はなく
抗アレルギー剤は発症してから服用するのが正しい使用方法と思われます。
但し、花粉症の場合ステロイドの服用や注射は息ができない程の症状のときに
使用する最終兵器だと認識するようにしましょう。
結局、花粉症対策は、
①花粉に触れない、花粉を吸わない。
②花粉が衣服や肌に付着した場合や鼻に入ったら除去する。
③発症したら抗アレルギー剤などを服用して症状を抑えることですね。
でも、私たちは【エアープロット】という兵器で、室内のNOxや花粉を
分解・除去してしまいます。
↑スギ花粉 実験前
↑1時間後のスギ花粉
↑24時間後のスギ花粉
花粉分解の顕微鏡写真です。
分解された花粉は花粉分子(抗原)ではなくなり、
抗体反応が起こりません。
花粉症の専門家:倉敷市立児島病院院長斎藤先生は
『アレルギー学会では花粉症の原因は花粉と定義しています。
エアープロットが花粉を分解できれば本物と判断できる』と、
おっしゃっています。
【エアープロット】の室内は対策①の花粉そのものを
排除してしまう根本対策です。
そして外出するときは【エアープロット】を
含浸させたマスクを着用しましょう。
【エアープロット】