暑くてたまらない!鉄筋コンクリート造の夏を乗り切る方法

暑さ対策

沖縄にも情報を共有している工務店仲間が居て、こんな連絡をもらいました。

「沖縄ってめちゃ暑いんですよ!」

そりゃ日本の南に位置する県なのだから、当たり前だと思いますよね。
しかし、「イヤイヤ、それだけじゃないんです。とにかく暑いんです!!」と言われるのです。

詳しくお話を聞いてみました。

沖縄の住宅

沖縄では、写真にあるような鉄筋コンクリートの箱のような家が、圧倒的に多いそうです。

本州のように、斜めの屋根がなくて、陸屋根(ろくやね)という平らな屋根。これもコンクリート住宅に多い特徴のひとつです。

鉄筋コンクリート(RC)と木造の違い

沖縄に多いコンクリート住宅と木造住宅を、比較してみましょう。

まずは耐用年数が違います。
木造住宅の耐用年数は22年ですが、RC造は47年もあります。

また、壁全体をコンクリートで作っているので、隙間が非常に少ないのも特徴です。
出入り口や窓などの周囲を、きっちり丁寧に工事すれば、気密性が保たれます。
コンクリート自体も蓄熱します。木造住宅に使われる木材も多少蓄熱しますが、コンクリートには及びません。

熱帯夜になりやすい

この鉄筋コンクリートの特徴が、冒頭の「沖縄ってめちゃ暑いんですよ!」という発言につながるのです。

朝、太陽が昇ると日射が始まります。
木造住宅の場合は、夕方に太陽が沈むと①木材があまり蓄熱しないこと②隙間があること から、日中に家にこもった熱が外へ逃げていきます。

しかし、先ほど述べたように鉄筋コンクリート自体が蓄熱します。そしてコンクリートの壁により気密性が高く、隙間がないため、太陽が沈んだ後でも熱が逃げていきません。

夜になっても暑いまま、鉄筋コンクリート住宅は熱帯夜が多いというのが特徴です。

熱帯夜の原因は「沖縄」ではなく「洋館」

「沖縄ってめちゃ暑いんですよ!」
これは半分正解で、半分不正解とも言えます。熱帯夜の大きな原因は【洋館】です。

全国どこでも、冬は暖かいが、夏はどうしても暑くて、熱帯夜になりやすい、というのが洋館の特徴です。
このような建物は、住宅だけでなく、診療所や店舗にも多く見られます。

「あー困ったな。壊すわけにもいかないし…なにか対策はないのかな?」というのを、沖縄の工務店さんと打ち合わせしておりました。

リノベーションで3つの対策

①遮熱塗料

対策の一つはよくある【遮熱塗料】です。

ところで、遮熱塗料と白いペンキを比較する実験を行ったことがあるのですが、温度差があまり出なかったという経験をしたことがあります。

「建物の屋根・外壁に安い白いペンキを塗る」というのも選択肢の一つかもしれません。

②屋根の上に屋根

鉄筋コンクリート造の建物が暑くなる原因の一つに、平たい「陸屋根」があります。
屋根が平らなため、小屋裏がなく暑さがダイレクトに届いてしまいます。

そこで、建物に日傘を挿すようなイメージで、屋根の上にもう一つ屋根を作る。小屋裏をわざと作る、という方法もあります。

屋根に屋根
屋根に日傘を挿すように

③エア断リノベ

最後の方法がエア断リノベです。

建物の外側に通気層を作り、そこに室内の空気を排出します。
排出された空気が、エアカーテンとなって外部からの暑さを防ぐという仕組みです。

コンクリートへ「エア断リノベ」を施工できないか、研究をしており、今度実際に沖縄でやってみます。

エア断リノベ
エアカーテンが暑さをシャットアウト

↓エア断について詳しく知りたい方は、こちらのサイトもご覧ください。↓

沖縄でエア断リノベ始動!

さて、沖縄の会員さんに、「じゃあ私の自宅でやりましょう!」と言っていただき、いよいよ【エア断リノベ】を沖縄で実施することになりました。

その結果については、また皆さんにお伝えしたいと思うんです。

もしRCの建物が暑くて困っている方は、ぜひ一度われわれにご相談してみてください。
私たちは全国の工務店ネットワークを作っており、地域の実情に応じた様々な悩みを解決する方法を、日々探っております。

ぜひ、お気軽にご相談くださいね。

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