どこの家でも玄関にポストってありますよね。
お手紙、新聞、ダイレクトメール・・・
ネット・メールが多くなってきて紙媒体の郵便物は少なくなってきました。
総務省の発表によると平成18年度の郵便物の総数が224億だったのが
6年後の平成24年度は189億に15%以上減少しているそうです。
また新聞の購読者数も減少傾向で平成12年は4700万部だった発行部数が
16年後の平成16年には400万部を割り込み3900万部になっています。
(日経新聞記事より)
玄関で可愛く郵便や新聞を待っているポスト君はちょっぴり淋しい
想いをしているかもしれません。
様々なポストの例です。
これがポスト?
ピンクの取っ手を引くと郵便物受けが顔を出す仕掛けです。
可愛すぎて郵便局の人は、ちょっと戸惑うでしょうね。
配達員さん、ごめんなさい。
でもこの家にはピッタリ似合うのポストなのです。
ポストはなぜ赤いの?
日本にポスト(赤い)が登場したのが明治41年。
一説によるとイギリスに倣ったそうです。
そのイギリスが赤いポストで、理由は遠くからでもよくわかるためでした。
やっぱりポストは赤が似合いますね。
消防車の赤も遠くからよくわかるようにしています。
こちらは法律で赤色と規定されています。
ホンダ自動車が異議を申し立てて一般の自動車にもREDが認められるまで
消防車以外の自動車は赤い色の使用ができませんでした。
そういえば路上でよく見かけた郵便ポストは、すっかり見かけなくなりましたね。
やはりwebでのやりとりが増えたことと郵便局のサービス網が充実して
きたからでしょうね。
今の話題は、封筒やハガキなどの文書郵便物よりも宅配便でしょう。
マンションや一般住宅も宅配便を不在時に受け取るタイプが数多く出始めました。
その宅配ボックスに郵便物も受け取る機能があります。
各家庭の玄関で可愛く待っている『赤い郵便ポスト』の出番は減っていきそうです。
写真はパナソニック社の宅配ボックス(webより)