セルロースファイバーの最も優れた機能といえるのが調湿機能です。
空中には湿気(水分)が存在します。
(その湿気の多少を通常は相対湿度%で表示します)
砂漠のような乾燥地帯でも湿気がゼロということはありません。砂の中を掘っていくと水が出てきます。
空中に抱えきれないほど湿度が高くなると結露現象が発生します。
冬場など窓ガラスでよく見かける光景です。
目に見える結露は嫌なモノですが拭き取れば解決します。
ところが目に見えない壁の中や天井裏で結露が発生しているとしたら・・・
湿気は人体に欠かせない要素の一つでありますが、湿気が多すぎると
不快にもなります。
湿気が多いとカビやダニが発生しやすくなります。
写真はリフォームのために内壁を一部剥いだものです。
湿気のために柱にカビが発生しています。
この状態ではシロアリさんの絶好の住家になるでしょう。
この写真は湿気のため土台が・・・・
せっかくの断熱材(グラスファイバー)が湿気を吸って空中からのゴミ埃で真っ黒!
こんな目に見えない壁の中はセルロースファイバーの調湿効果が有効です。
セルロースファイバーは湿気を吸ってくれる働きをしてくれます。
また床下には珪藻頁岩の粒子が吸湿・放湿して健全な空気環境を守ります。
セルロースファイバーの原料は新聞紙。
新聞紙の原料は木材です。
そうです。木の繊維がほどよく吸放湿してくれるのです。
セルロースファイバー読本を用意しています。