最近、増えてきたスキップフロアー形式の住宅をご存知ですか?
普通は二階建ての場合、一階と二階をつなぐ階段は一つです。
その二階の床の一部を中二階にしたりロフトをつけたり。一階の床も一部を地盤面まで下げて収納や自転車置き場に。
通常は13~14段ある階段は5段になったり7段になったり。
家中に階段が3ケ所も5ケ所にもなり二階建てが五層の家に。
まるで忍者屋敷のような家を想像されるかもわかりませんが、実際は
どの階段も家の中心にあって廊下がありません。
例えば中二階にキッチンを配置すると、料理中に一階にも二階にも
目が届きます。
階段の吹き抜けが最上階まで見渡せて誰がどこに居るかもわかります。
まさに家族の【きずな】が深まる家に。
そして一階土間部分を外部からの物置としても利用できます。
スキップフロアーは、とても合理的な構造です。
しかし欠点もあります。
階段が多いので高齢者にはつらいかも。
また、プランニングが複雑で構造的なチェックが欠かせません。