結露しやすい場所はカビが発生しやすい?
これは誤った解釈だと思います。
(水の中に発生するカビがあるのなら別ですが・・・)
結露で水滴状態になっている箇所は湿気が滞りやすい箇所です。
一般的にカビ(菌)は湿度の高いところを好みます。
室内のカビ菌で黒くなっている箇所を思い浮かべてみてください。
部屋の壁と天井の角で空気が滞りやすい場所。
いつも湿度が高く、ほとんど不在で自然換気しない浴室はカビの定番場所ですね。
水道の蛇口、浴室シャワーの金具やホースの周辺も黒ずみがちです。
タンスの裏や書棚の裏も、よく発生しています。
キッチンの裏側も洗濯機の裏側も、動かすことがめったにない場所は黒カビを多く見かけます。
このように湿度が高い空気が滞留しやすい場所は要注意です。
結露現象が悪いわけではありません。
結露現象が発生するのは湿度と温度差による自然現象です。
結露すれば布なので拭き取れば解決します。
拭き取らずに放置しておくと窓枠の下部などは腐朽菌にやられます。
すなわち腐ってきますので、やはりコマメに拭き取りましょう。
結露が怖いのはカビ菌を呼び寄せることです。
カビは菌類の一種で一説によると2万種類を超えると言われています。
将来的には30万種類になるという予測もあります。
詳しくは【カビの種類】をご覧ください。