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家の中がカビ臭いので見に来てくれませんか?
そのおうちは、建ててから30年くらいの家でした。
中に入ってみると、なんかカビ臭い、嫌なニオイが漂っていました。
ニオイをたどって床下を覗いてみました。
原因はすぐに判りました!
この写真をご覧ください。
床下の土が黒いカビになっています。
30年くらい前の家の床下は、だいたいコンクリートではありません。
土のようなままになっています。
構造的にはこんな状態ですね。
その土の中から湿気が上がってきている訳です。
土の中はどこでも、砂漠の中でも、湿気はあります。
まして砂漠じゃない、通常の住宅の基礎の中。
土の中の方からは湿気がたくさんあります。
その湿気が上がってくるときに、当然のことですが、ニオイも上がってきます。
その土間の表面に、先ほどお見せしたようなカビがあります。
黒カビが一面に生えている訳です。
どうやって処理する?
では、そのカビをどうして処理するのか?
私たちがやっている工法をお伝えします。
①不織布を敷き詰める
このお宅の場合。
まず表面に「不織布(ふしょくふ)」と呼ばれるキレを敷き詰めます。
この写真のように、床全面に不織布を貼り付ける。
なぜ不織布か?
それは、「床束(ゆかづか)」と呼ばれるこの束のところ。
この床束がどうしても他の方法では緊密にできないのです。
そのため不織布という布系のものでキッチリと縛ります
②気密防水塗料【CAT】を塗布
そして、その不織布の上に、塗料を噴霧します。
私たちが開発した【CAT】という名前の気密防水塗料です。
これは分かり易いようにグリーン色にしています。
通常はグリーンの色ではなくて牛乳のような感じ。
ほぼ無色です。
これで不織布を媒体に「気密防水膜」が出来上がります。
出来上がったのがこういう状態。
先ほどの不織布の周りから、【CAT】という塗料が全面に敷かれていきます。
床束から、土台、大引き、すべてです。
このおかげで、ガラスの膜みたいなものが出来ます。
地面からのニオイと湿気が完璧に遮断される方法です。
③調湿消臭珪藻岩を散布する
さらに乾燥したら、ある材料を膜の上に散りばめます。
北海道の稚内珪藻頁岩と呼ばれる世界で最も吸放湿の強いもの。
その材料の粒子、「さらっと」という商品名になります。
そうすることで、床下からの湿気もニオイも遮断されます。
それだけではなく、シロアリも完璧に防ぐことが出来ます。
その効果は10年以上続くということが実証されています。
この工法にたどり着くまで
実は、床下の土から上がってくる湿気を何とか遮断するため、この工法に辿り着くまでに色々と試しました。
ビニールシート
当初はこういう「ビニールシート」。
新築のときに敷くシートなのですが、これを敷いてみました。
残念ながらこのシートでは、処理できませんでした。
先ほどの束などのところが、どうしても完璧にならず。
これは失敗しました。
炭
次に試したのは「炭」です。
炭というのは、殺菌作用もあるし、湿気を吸放湿する。
と言われているので、炭もやってみました。
炭というのは湿気を吸うのは得意です。
なんですけど、吐くのが苦手なんですね。
いったん湿気を吸ってしまうと、湿ったままの状態。
また、下から上がってくる湿気と空中にある湿気が蔓延。
1~2年は大丈夫です。
けれども、その後だんだんニオイが上がってきます。
ついに辿り着いた【ASMOS】
じゃあどうしたらいいんだろう?
辿り着いたのが先ほどご紹介した工法。
アスモス【ASMOS】という工法です。
この工法を行います。
そして稚内珪藻頁岩「さらっと」を散りばめる。
その結果、湿気とニオイの完璧な遮断に成功しました。
当然のことですが、特許も出願しております。
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お困りでしたらお気軽に声をかけてください。
全国に我々と同じ「ニルバクラブ」 メンバーがいます。
一緒にこういう工法を開発・施工しております。
どうぞお気軽に声をかけてください。
お役に立てるかと思います。
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