困った結露に有効な対策を紹介するシリーズの2回目です。今回ご紹介する対策は?
流れる空気は結露しない
結露対策には、さまざまな方法がありますが、まず、知っておいていただきたい知識の一つとして、
『流れる空気は結露しない』という原則があります。空気が流れていると、結露は非常に起きにくくなります。
空気を流す方法のひとつとして、『壁の中に空気を流れを作る』というものがあります。
有名なのは【WB工法】というものです。これは長野の大工さんが考案し、特許を取って全国展開している工法です。
下の図にあるように、壁の中に空気を通して外へ出すことで、壁の中にいつも空気が流れる状態になり、自然な空気の流れで壁体内結露を防ぐ、という考え方です。
同じような、【エアサイクル工法】という工法もあります。
【ソーラーサーキット工法】
【エアパフ工法】
主なものが、この4つの壁体内を通気、空気を流すことで結露を防ぐ、という工事のやり方になります。
壁体内結露の怖さ
続いて、実際の結露が起きた際の怖さについてもお話しします。
窓に発生する結露は拭き取ることである程度解消しますが、一番問題なのは、壁の中の結露だと思います。見えないだけに、すぐに対策が取りづらく、気づいた時には、以下の写真のように結露からカビが発生したり、物を腐らせたりするという恐ろしさがあります。
壁の中に通気を取る、ということ自体はとても有効ですが、問題なのはリノベには向いていないちうことです。
やはり新築の時に行うのがベストですし、もしリノベーションの時にこれらの壁体内通気工法を取り入れると、高価な工事の費用と手間がかかってしまいます。一般的には、新築向きの工法であるとご理解ください。
リノベーションでもできる工事
ですが、リノベーションでも(もちろん新築でも)できる工事のやり方が存在します。
これが【エア断工法】です。私たちはこれを【エア断リノベ】という名前でご提供しております。
【エア断リノベ】とは、今のお住まいを、中からはほとんど工事せずに外側から、エアカーテンで包む、という考え方です。
流れる空気、それを家の外側に設ける。それによって結露を防ぐ、という工法です。
よくお客様からいただいている評価として、
・底冷えがしなくなった
・冷暖房費が少なくなった
・空気が流れることによって、カビが発生しなくなった
・花粉症が楽になった
・埃がたまりにくく掃除も楽になった
こんな様々なメリットが出ております。
もしエア断リノベにご興味がある方は、下記お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
全国にエア断リノベの施工認定もございますので、現在のお住まいを拝見させていただいた上で、お客様のお住まいに合う具体的なお話をさせていただきます。
もちろんご相談に対しては無料ですので、安心してお声がけください。
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