結露の仕組み
結露とは、どうして起こるのでしょうか?
昔、学校の理科の授業で習った気がしますね。
空気中にどのくらい水分が入っているかということを表すのにが用いられます。
【空気線図】とは、空気が暖かい時と冷たい時で変化する、空気中の水分量の変化を表したものです。
私たちは、湿度を計測する際に「相対湿度」と「絶対湿度」という言葉が用いられます。空気の中にどれくらいの水を抱えることができるのかを検討します。
それを踏まえて
冬場室内でエアコンの暖房をかけたり、石油ストーブなどで部屋を暖めると、窓に結露が発生します。
これは室内と質外の温度差が起こるためです。例として、室内が20度に温まり、外気が0℃だとすると、その20度の温度の差により結露ができます。
さらに具体的にお話しすると、
暖かい空気はたくさんの水分を持つことができます。室内の20度の暖かい空気はたくさんの水分を保有しています。その暖かい空気が、外の0℃に近い窓ガラスのそばに来ると、空気が急激に冷やされます。
冷たい空気は温度が低いほど保有できる水分の量が減るため、その減った水分の量が窓ガラスに付着して結露が起こるわけです。
氷水を入れたコップの表面に水滴が現れるのも同じ原理です。
では結露対策をどうするか?
珪藻土ってご存知でしょうか?コップのコースターや、最近ではお風呂マットの珪藻土マットでご存知の方も多いかと思います。
この、珪藻土を壁に塗るだけでも【結露対策】になるのです。
実は『珪藻土』は日本の各地で採掘されています。
私たちが推奨している珪藻土は、「稚内珪藻頁岩(わっかないけいそうけつがん)」という北海道の稚内地方で採れる頁岩です。
この稚内珪藻土は世界でも一番ではないかと称されている特出した<吸放湿能力>を持っています。
この稚内珪藻頁岩を原料にDIYで施工できる材料を開発し、この珪藻土を滋賀県立工業試験場に持ち込んで調査していただきました。
そして、25社以上の塗り壁材も同時に計測した結果、1平米あたり350グラム以上吸湿する能力がある!ダントツの吸放湿能力があることが確認されました!
しかも【オール自然素材】にもこだわっています。
この材料を【ナテユール】と命名してニルバクラブの会員が施工し、おかげさまで、今はこれを持って結露対策に利用しております。
塗るだけで結露が解決した施工例
この、珪藻土【ナテユール】を使用した例をご紹介します。
築50年の公団住宅にお住いのお客様から、「結露がひどい。何とかなりませんか?」という相談があり、珪藻土【ナテユール】を塗ることにしました。
「ナテユール」は、写真にあるように、コテで塗っていきます。もちろん、DIYで工事することも可能ですので、ご家族やお子様も一緒にDIYを楽しんでいただくこともできます。
私共は、このような天然素材で優れた調湿機能をもつ「ナテユール」での、結露対策を自信を持ってお勧めしております。
《結露》でお悩みの方は検討してみてはいかがでしょうか?
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